Jun 22nd, 2024, 15:53:42
ポートフォリオ制作は、自分のスキルや作品を効果的にアピールするための重要なツールです。しかし、その制作には明確なルールがないため、どう作っていいのか迷ってしまうこともあるでしょう。本記事では、ポートフォリオ制作における基本的な考え方やテクニックについて詳しく解説します。
1. ポートフォリオ制作にルールはないが、テクニックはある!
ポートフォリオの内容については、基本的に自由に作成してもいいと思います!その一方で、以前の【note_2】にも書きましたが、見る人の立場になって作成するという意識は必要です。
・見る人の立場になって作成する
2. ポートフォリオのページ数は?
ポートフォリオのページ数に明確なルールはありませんが、閲覧する側のことを考慮することが重要です。私の指導している学生たちの場合、ポートフォリオの構成は下記の通りを目安としています。
・メインのCG作品:A3サイズで5~6ページ・過去の作品(掲載基準を満たすクオリティのもの):A3サイズで1~2ページ・デッサンやクロッキー:A3サイズで1ページにまとめる※美大生などでデッサンに自信があれば、もっとページを割いても良いと思います。
ポートフォリオにおいて最も重要なのは、自身の能力を効果的にアピールする構成にすることです。美大生であれば、デッサンは強力な武器となり得るため、ページ数を増やして作品をアピールする戦略も有効です。
しかし、これまでデッサン経験が乏しい人が、質の低い作品を「頑張った証」として安易に掲載することは、逆にネガティブな印象を与えかねません。場合によっては、掲載を見送るという選択肢も検討すべきです。
ただし、志望企業がデッサンを必須としている場合は、クオリティ向上に全力を注ぐしかありません。
・クオリティの高い作品や自信のある作品は、ページ数を多くする
3. ポートフォリオに掲載する作品の取捨選択
ポートフォリオに掲載する作品の取捨選択は、自身ではなかなか判断が難しいところです。頑張って作った作品や時間をかけた作品は、思い入れもありポートフォリオに入れたいと強く思ってしまいます。しかし、強い思い入れが判断を鈍らせてしまうこともあるでしょう。
そんな時は、周囲の人に見てもらい意見を聞くことが大切です。学生であれば、先生や先輩に相談したり、友人に率直な意見を求めたりしてみましょう。客観的な視点を得ることが、より良いポートフォリオ作成の鍵となります。
・学校の先生・先輩・友人
4. ポートフォリオの画像と文章のバランス
ポートフォリオを作成する上で、陥りがちなのが「画像を大きく載せただけのポートフォリオ」になっていないかという点です。
画像を大きく見せることは重要ですが、説明文がほとんどない構成では、作品を通して何を伝えたいのかが相手に伝わりません。逆に、画像よりも文章が多すぎるのも、読む気を削いでしまう原因になります。
クリエイターを目指すポートフォリオなので、画像と文章のバランスが重要です。画像の割合が多くなるのは当然ですが、それぞれの作品に適切な説明文を添えることで、あなたの伝えたいことが明確に伝わるポートフォリオを目指しましょう。
・画像だけでなく、しっかりと説明を書きましょう
ポートフォリオ制作のルールはないですが、テクニックはあるのでたくさん研究して時間をかけて作成しましょう!いろいろなテクニックは今後のnoteで紹介していきます!
ポートフォリオ制作のルールはあるの?
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